防水形圧着端子(SR)及び圧着スリーブ(SB)・防水接続子(熱収縮タイプ)使用上の注意
特長
圧着後にヒートガン等で被覆部を収縮することで、チューブと電線被覆が接着され防水・防塵効果が得られます。
使用電線に関する注意点
ほとんどの電線に使用できますが、被覆材料がシリコンゴム、ガラス編組、テフロン (FET、TFE等)、フッ素ゴムのものは、密着効果は期待できません。
絶縁体最高使用温度
105℃
熱収縮加工の注意点
約120℃で絶縁体を加熱して下さい。
直接炎を当てますと、焦げや収縮むらを生じることがあります。
また、過収縮(電気炉140℃の場合、5分以上)は避けて下さい。
熱は圧着部中心から端に、回転させながら加えて下さい。
加熱完了の目安は、内層剤が絶縁体より少し出る程度で結構です。(下図Aの程度)
保管
防水製品は、熱収縮性ですので保管には十分ご注意ください。
特に直射日光を受ける場所、暖房器具の付近などに置くことは避けてください。
▼圧着作業工程
製品情報は総合カタログP.88よりご確認いただけます。